走りながら、測りながら、描き出す

走りながら、測りながら、描き出す

東京大学 生産技術研究所で進められている研究の奥深さを、1つの動詞を切り口に紹介します。


得る

道路の表面状態と違い、地下の様子は表面を眺めるだけでは何の情報も得られません。道路も、その下に埋まるガス管や水道管のような地下インフラも、長年使えば劣化します。私たちの日々の移動の安全を保つには、道路の表面や地下の状態変化を知ることが必要です。

水谷 司 准教授が目指すのは、まるでMRIのように道路表面から地下構造までの情報を大規模に、さらには時間変化する情報まで得ることができる「四次元透視」技術です。今は、自動車に取り付けた複数のセンサーを使って走りながら路面や地下の情報を取得し、さらにAIによって全自動でデータ処理まで行うための技術開発を進めています。

これまで職人の感覚と技に支えられてきた道路インフラの管理。今後はセンサーが得るデータと熟練の知を元に、自動でできる日が来るのかもしれません。

上級編記事≫ 老朽インフラを「透視」する——レーダー技術を駆使して高速道路、トンネルなど構造物の内部損傷を早期に検出——

【紹介研究者】
水谷 司(東京大学 生産技術研究所 准教授)
専門分野:リアルタイム空間解析工学

記事執筆:本田 隆行(科学コミュニケーター)

みんなのコメント

その未来に期待

 その理由は?

もりりん

とても大切な視点ですね!

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