東京大学駒場リサーチキャンパス公開および東京大学柏キャンパス一般公開の来場者から寄せられた、研究者への願いと、研究者からのコメントを紹介します。
全部植物で家をつくれるようにしてほしい
川添研究室では、「植物と建築の融合」や「素材の生態的循環」に強い関心を持っています。
構造体に竹や麻、木質材料を活用しつつ、壁面・屋根を生きた植物で構成する「生きている建築」はありえそうですし、現在研究室では、建築が時間とともに成長・変化する「タイムベースド・アーキテクチャ」の研究を進めています。
さらには、既存の人工素材に代わる「バイオ素材」の開発と、それを都市に定着させる設計なども考えられそうです。

記事執筆:川添 善行 准教授
毎年6月初旬には「東京大学駒場リサーチキャンパス公開」が、10月下旬には「東京大学柏キャンパス一般公開」が実施されています。東京大学 生産技術研究所 広報室では、研究者たちが思い描く「もしかする未来」と、来場者が研究者にかなえてほしいと願う「もしかする未来」が交錯するオブジェを、キャンパス公開で展示してきました。この記事では、来場者から寄せられた願いに対しての、研究者からのコメントを紹介しています。
本研究室は、東京大学駒場リサーチキャンパス公開2025「生研ピックアップ企画」に選ばれました。
みんなのコメント
過疎地の空き家を自然の力で甦らせ、格安で快適に住まうことが日本中でできるようにしてください。
その未来に期待
あまがさ
植物で家がつくれたらいい匂いするんだろうなー
その未来に期待
僕
自然を求めに行かなくても共存して暮らせたら心も豊かにのれそう。
その未来に期待
Kk
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