東京大学駒場リサーチキャンパス公開および東京大学柏キャンパス一般公開の来場者から寄せられた、研究者への願いと、研究者からのコメントを紹介します。
サッカーのシュートやキックのフォームを分析してアドバイスをくれる機械を作ってください!
人の動きを測る方法はいろいろあるので、どのようなフォームが理想的なのかを決めることが重要です。
土屋 健介 研究室では、製造業の生産現場で作業者や生産設備がどのような動きをしているか、どのような力が加わっているかなどを測定・分析して、その人や道具の動きの特徴や、熟練技能者の動きとの違いを、数理モデルに従って導出するプロセスや、ロボットを使って動きを再現・自動化する研究を行っています。
記事執筆:土屋 健介 准教授
毎年6月初旬には「東京大学駒場リサーチキャンパス公開」が、10月下旬には「東京大学柏キャンパス一般公開」が実施されています。東京大学 生産技術研究所 広報室では、研究者たちが思い描く「もしかする未来」と、来場者が研究者にかなえてほしいと願う「もしかする未来」が交錯するオブジェを、展示してきました。この記事では、来場者から寄せられた願いに対しての、研究者からのコメントを紹介しています。
≫ 東京大学駒場リサーチキャンパス公開ウェブサイト
≫ 東京大学柏キャンパス一般公開ウェブサイト
みんなのコメント
熟練者について、動作は貴研究室が、視線は別研究室が、頭の中は別研究室がそれぞれ担当され、複合された知見で辿り着くような気がします
その未来に期待
aztec
今まで職人さん出ないとできなかったことが自動化できたら、より多くの人が高度な技術の恩恵を受けられるようになりそうです!
その未来に期待
匿名
人間の行動が効率化し、生産性が向上すると思います。
その未来に期待
とんちょ2
職人技を継承してほしい
その未来に期待
MT
伝統工芸のような技術の継承にも使えそうでしょうか? なくなってしまいそうな日本の伝統工芸の継承がなされることは、ひいては、日本に住むことの誇りにつながっていきそうな気がしました。&一子相伝的な技術へのアクセスがしやすくなることで、何かインクルーシブな出来事が生まれるかもしれません。
その未来に期待
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もっと詳しい研究内容を知りたい方、疑問や質問がある方は、研究室のウェブサイトをご覧ください。
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