東京大学駒場リサーチキャンパス公開および東京大学柏キャンパス一般公開の来場者から寄せられた、研究者への願いと、研究者からのコメントを紹介します。


蚊に絶対さされなくなる虫よけスプレーがほしい!

直接的な技術ではないかもしれませんが、「自然と共生する都市」や「素材・環境の再構築」への興味からアプローチが可能です。
自然と共存しながらも、虫が近寄らない微細な空気の流れや植栽の配置を都市全体で設計することで、自然の風を使って蚊の侵入を防ぐなどの解決策がありえると思いました。また、建築材料に天然由来の虫除け成分を含むような「機能性素材」の開発したり、都市の水たまりや湿地帯などの蚊の発生源を「景観資源」としてリデザインし、蚊が発生しにくいエコシステムを構築することも考えられます。

川添 善行 准教授

記事執筆:川添 善行 准教授

毎年6月初旬には「東京大学駒場リサーチキャンパス公開」が、10月下旬には「東京大学柏キャンパス一般公開」が実施されています。東京大学 生産技術研究所 広報室では、研究者たちが思い描く「もしかする未来」と、来場者が研究者にかなえてほしいと願う「もしかする未来」が交錯するオブジェを、キャンパス公開で展示してきました。この記事では、来場者から寄せられた願いに対しての、研究者からのコメントを紹介しています。

本研究室は、東京大学駒場リサーチキャンパス公開2025「生研ピックアップ企画」に選ばれました。

東京大学駒場リサーチキャンパス公開ウェブサイト
東京大学柏キャンパス一般公開ウェブサイト

みんなのコメント

昔からすごく刺されやすいので、これが実現したら凄く嬉しいです!!!

その未来に期待

まりりんもんろー

殺虫剤の匂いが苦手なので、殺虫剤以外の選択肢があるのなら、是非実現していただきたいです。

その未来に期待

こえっぴ

私も蚊に刺されるのが大大大嫌いなので、ぜひ川添先生のアイディアが実現してほしいです。 それ以外にも、メスの蚊が嫌う音や無害な臭いなどを出す物を、手軽に持ち歩けるようになると嬉しいです。

その未来に期待

Seashamo

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