東京大学駒場リサーチキャンパス公開および東京大学柏キャンパス一般公開の来場者から寄せられた、研究者への願いと、研究者からのコメントを紹介します。
街中に緑やネコがあふれる楽しい空間になってほしい
「まちの記憶」や「人と自然の境界をあいまいにする」ことを重視する川添研究室のアプローチと親和性が高いと思いました。
空地や建築の隙間を「ネイチャーポケット」としてデザインし、小さな生態系と猫の居場所をつくることはできそうです。また、道や建物の構成を、人間と動植物の「ふるまいの交差点」として再編成(例:緑の回廊、半屋外空間、キャットウォークつきの街路)したり、コミュニティ主体で維持できる、パーマカルチャー的な緑化を取り入れることも可能ではないでしょうか。

記事執筆:川添 善行 准教授
毎年6月初旬には「東京大学駒場リサーチキャンパス公開」が、10月下旬には「東京大学柏キャンパス一般公開」が実施されています。東京大学 生産技術研究所 広報室では、研究者たちが思い描く「もしかする未来」と、来場者が研究者にかなえてほしいと願う「もしかする未来」が交錯するオブジェを、キャンパス公開で展示してきました。この記事では、来場者から寄せられた願いに対しての、研究者からのコメントを紹介しています。
本研究室は、東京大学駒場リサーチキャンパス公開2025「生研ピックアップ企画」に選ばれました。
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