東京大学駒場リサーチキャンパス公開および東京大学柏キャンパス一般公開の来場者から寄せられた、研究者への願いと、研究者からのコメントを紹介します。
AI等で効率化しながらも人のつながりを感じたい
「テクノロジーと身体性の調和」や、「空間を通じた共感の設計」は川添研究室のテーマと重なると思いました。AIによって空間の運用や情報提供は効率化しつつ、人間同士が「共鳴できる場」を意図的につくる(例:焚き火を囲む広場、音を共有できる中庭など)。
オンライン/オフラインをつなぐ「ハイブリッドな交流空間」のデザイン(デジタルがあるからこそ深まる身体的出会い)。は、すでに私たちが実践しているところです。建築そのものに「ゆるやかな偶然性」を仕込む設計手法(曲がり角、見通しの悪い路地、半透明の境界)で、人のつながりを促すことも可能だと思います。

記事執筆:川添 善行 准教授
毎年6月初旬には「東京大学駒場リサーチキャンパス公開」が、10月下旬には「東京大学柏キャンパス一般公開」が実施されています。東京大学 生産技術研究所 広報室では、研究者たちが思い描く「もしかする未来」と、来場者が研究者にかなえてほしいと願う「もしかする未来」が交錯するオブジェを、キャンパス公開で展示してきました。この記事では、来場者から寄せられた願いに対しての、研究者からのコメントを紹介しています。
本研究室は、東京大学駒場リサーチキャンパス公開2025「生研ピックアップ企画」に選ばれました。
みんなのコメント
俺がVRを作る!
その未来に期待
け
投票&コメントで参加
この記事が描く「もしかする未来」をどのように感じましたか?あなたの期待度を投票してください!
もっと詳しい研究内容を知りたい方、疑問や質問がある方は、研究室のウェブサイトをご覧ください。
この記事をシェア